遺伝カウンセラーは孤独なのか。夜明け前が1番暗いらしいです。
皆さんこんにちは。
体調はいかがでしょうか。
コロナの中、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。
私は、4月5月の殆どを在宅ワークで過ごしました。
遺伝カウンセリングの対応も殆ど中止していたので、
おうちで過ごしていましたが、、、
あれ、これもう。
結構な割合で家で仕事できるじゃない?とか思ってきましたよ。
遺伝カウンセリングの対応は病院に行かないとできませんが、その他のことは、家で出来ることが多いなーと感じました。
そして、今はもうすでに毎日出勤となっていますが、凄く凄く精神的にしんどい!
なんだか、仕事に行く前には、心臓がきゅーっとなり、動悸がしてきたりします。
なんででしょう。
行きたくない、働きたくないと身体が言っているかのようです。
遺伝カウンセリングは、患者さんと相談をして、情報提供をして、傾聴して、、
凄く凄く、好きなんですが、
事務的な業務も多く、殆どがパソコンと向き合っています。
このパソコンと向き合う作業で、一つの場所で縛られているというのが、
苦痛で仕方ない!と身体が気づいてしまいました。
看護師として働き始めた時も、ストレスで蕁麻疹とか、不眠、背中の激痛(神経過敏)になっていたので、あまりストレスには強くないんでしょうね。
あと、看護師の時には、
何だか、先輩や人の目が気になって、私の話をしてるんじゃないか。。
とか、
ミスしていないかな。。。とか、色々考えてしまうことがありました。
そんな新人看護師も1年経つと、後輩が入ってきて。
後輩に教えたりしていると、何だか自分も成長したんだなとか
「先輩」として話していることで、
だんだんと、モチベーションや仲間との仕事にやりがい、楽しさを覚えていったのを思い出します。
それに、同期がいたのは、とても大切でした。
今でも、そのときの同期は連絡を取り合いますが、
なんの遠慮も無く過ごすことができるヒトが職場にいるって、それだけで、凄く凄く大きな存在なんだなって、今になれば感じます。
同期と同じオペに入った時ほど、嬉しいことはありませんでしたから。
☝︎これ美味しいですよね。
今回はそうはいきません。
全て自分の責任ですし、後輩が入ってくる予定はありません(遺伝カウンセラーを雇用している殆どの病院で1人もしくは2人です。先輩がいるところだと、ずっと後輩です。)。
同期もいませんし、はけ口も、緩衝材もありません。
でも、それが悪いわけではありません。
その方が合ってると思う方も沢山いると思います。気楽だし。。
看護師の時のように、忙しすぎて残業!!とか殆ど無いですし。
ただ、馬が合う合わないは絶対あると思います。
なんていうか、自分の成長を確かめる機会が全然ないんですよね。
なんだか、ずっと後輩ですし、ずっと先輩の意見しか参考とするところがないんです。
誰かに相談もできないし、
うーん。って思うときもありますが、仕方ありません。
私は、そうなのですが、
自分から積極的に自己開示するタイプではありません。
なので、ちょくちょくお世話になる看護師さんや先生がいても、あんまり崩れた感じで接することができません。。それ以上に仲良くなることもありません。
遺伝カウンセラーという仕事が孤独かというと、
そんなの結局人に寄ります!!ってところでしょか。
遺伝カウンセラーは基本的には大学院を出ている方ばかりなので、優秀ですし、
芯を持っている方がおおいです。
私より、経験も長いです。
ただ、合わなくて辞められた方もちらほら聞きます。
理由としては様々ですが、皆さんこの新しい職業の「先の見えない壁」を見て、
あ、登るの無理かもー!と、
別のルートを探すのでしょう。
それもそれで、その人の人生です。
このまる2年働いてみて、遺伝カウンセラーは私は向いていない。
と思うことも多々ありました。
というより、仕事はそつなくできるし、患者さんへの対応も定評がありますが、
前に進んでる気がしないんですよね、、
時々
え、ずっとこのままなのかな?とか怖くなります。
ラダー制度もないですし、給与が上がっていくこと、裁量が増えていくこと、
立場が上になっていく、ことはありません。
んー
確かに魅力的な仕事ではありますが。。
無いものねだり的なところもあるのでしょう。
これって遺伝カウンセラーの共通の悩みだったりしますか?
最低でも3年は続けると決めているので、頑張ります。
ほどほどに、ほどほどに。ほどほどに働こう。
ハナシは猛烈に変わりますが、
このままいけば、
あと30年もしたら、夏はヒトが住めないぐらいの気温になっているようです。
アマゾンの森林は開拓が進み、ここ20年ほどで、日本の国土の1.1倍もの森林が失われていて
もう、地球の肺もボロボロになりつつあります。
先進国で、恩恵を享受している我々からは、森を伐採するな!とか、言えたもんじゃありません。
でもこのままいくと、みんな死んじゃうじゃん!!!ですね。
人間は地球にとって、癌や悪性度の高いウイルスみたいなもんじゃないかなと思うときがあります。
もっと、動物のために、環境のために何かできることは無いのかなーと感じちゃいますね。
こんな勤勉に働いてる場合じゃねー!とか思う時もありますよね。
皆さんも、これからの不安定な時代
経済も、公衆衛生も、地球環境も、どんどん右肩下がりです。
持つ人は、もっと持つ人になるし、差が開いていきます。
自分良かれ主義を貫いてきた人間にとっては、今までの「つけ」がこれからどんどん出てくるでしょう。
さて、どう生きましょうか。